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福島フェア展示品Vol.2 「大堀相馬焼」

2016/04/15

フェア期間中は館内に福島県の民芸・工芸品も展示しております。
今回ご紹介するのは、福島県双葉郡浪江町の工芸品「大堀相馬焼」

大堀相馬焼は、昭和五十三年に国の伝統的工芸品に指定されている陶器です。
創業は今から約三百年前、相馬藩士・半谷休閑の左馬という人物によって創始されたのが始まりとされています。
中村藩が守ってきたこともあり、江戸時代の末期には、100数戸もの家が陶器を作るようになり、
陶器を売る地域も、北海道から関東、関西まで広がり、非常に大きな陶器の生産地となりました。
明治時代以降は、他の産地との競争や戦争による打撃など、大変な時もありました。
しかし現在、24軒のつくり手が伝統を守りながら、未来に向けて新しい陶器の改良に努力しています。

大堀走馬焼は「青ひび」「走り駒」「二重焼」が特徴です。
一つ目の「青ひび」は、素材と釉薬との収縮率の違いから、焼いたときの陶器の表面に繊細な音を伴って細かい亀裂が入ります。
これを貫入音といい、その貫入音と共に「青ひび」といわれるひび割れが、器全体に拡がって地模様が刻まれます。
二つ目の「走り駒」は、走り駒とは名の如く、疾駆する馬のことで、
狩野派の筆法といわれる「走り駒」の絵で、相馬藩の御神馬を熟練された筆使いで手描きされています。
三つ目の「二重焼」は、焼き物のつくりが二重になっているという、他では見られない特色で、
大堀相馬焼の湯呑みは入れたお湯が冷めにくく、又熱い湯を入れても持つことができます。
その原理に相当する技術で、成形の段階で、外側と内側を作っておき、焼成前に被せることで行われます。
この技術を用いた焼き物は大堀相馬焼以外ではまず見られない珍しい構造です。

青みがかった色、器全体に入った細かいひび、馬の絵、独特の二重構造で、
一度見たら忘れることのできない強い個性を持つ大堀相馬焼。
素朴な味わいの中にも気品を漂わせ、また、どこか親しみのこもったやさしさが感じられます。

人々の暮らしに独特の存在感で彩りを添えてくれる「大堀相馬焼」は、
ホテルメインエントランスに展示しております。

東北ならではの豊かな風土により育まれた焼物です。
是非お近くでご覧ください。

IMG_9827

展示期間:2016/04/01~05/31

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